2019年01月31日

モチベーション

先日、ベトナムに行ってきました。今回は、ベトナムの会社で品質管理の研修を行いました。日本でも同様な研修を行っているのですが、研修風景は大きな違いがあったのです。講義の途中で、質問を投げかけるのですが、ほとんどの人が手を挙げて、「私にあててください!」(もちろんベトナム語)と元気よく声を上げるのです。
日本ではどうでしょう。質問を投げかけても、みんなうつむいて、指名されるとしぶしぶ答えるという感じです。グループ演習でも大変盛り上がりました。モチベーションがものすごく高いのです。受講生のモチベーションが高いと講師のモチベーションも上がります。気持ちのよい研修となりました。
日本の研修でも、こうなると良いのになあと半分ため息をついてしまいました。日本の将来が心配です。
posted by kobayashi-keiei at 16:37| 日記

2018年05月07日

教科書を読めない子供たち

 私は、様々な会社で品質マネジメントにかかわる研修をやっています。その一つに品質管理検定(QC検定)の研修があります。この研修では講義に加えて、過去問題を含む演習問題を多く取り入れています。品質管理検定では、設問に対し最適解を選択肢から選ぶのですが、最近、選択肢を選ぶことすらままならない受講生が多いことに驚きます。どういうことかというと、設問が読み取れなくて、何を問うているのか理解できないのです。文章の読解力がないのです。したがって、常識で答えられるような問題でも、まったく答えられないのです。昨今、英語教育をもっと強化しようとする動きがあるのですが、日本語すらろくに読めない人が多い中で、英語なんて、とんでもないことだと思います。まずは、日本語をきちんと読めて理解できるようにして欲しいものです。
 最近読んだ新井紀子著「AI vs 教科書を読めない子供たち」にも中学生と高校生に次の問題を解いてもらったという話が載っていました。

【問題】
仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教は ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、東南アジアにおもに広がっている。 この文脈において、以下の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

オセアニアに広がっているのは(  )である。

【選択肢】 a.ヒンドゥー教 b.キリスト教 c.イスラム教 d.仏教

正解はb.のキリスト教。しかし、中学生の3人に1人以上、高校生の10人に3人近くが不正解だった。

 これを見ると、本当にぞっとします。問題が読み取れないのです。昔から“読み・書き・そろばん”と言われるように、基本的なことをしっかり学習することがなによりも大切なのではないでしょうか。
posted by kobayashi-keiei at 13:32| 日記

2018年01月10日

品質コンプライアンスについて

昨年から、品質データ改ざん、無資格者検査など品質コンプライアンス問題の顕在化が目立ちました。企業としても様々な対応を取っているかと思います。

しかし、会社で起きる問題の8割は経営が原因であると言われています。現場の小手先の対応では再発防止はできないのです。

品質コンプライアンス問題を引き起こしている真の原因は、行き過ぎた売上至上主義、利益至上主義なのです。利益さえ出していれば多少のことは目をつむるという企業風土にその原因があるのです。

今こそ原点に返って、品質第一、顧客重視を実践しようではありませんか!
posted by kobayashi-keiei at 10:33| 日記