2016年04月14日

コミュニケーション能力

私は、あちこちで研修をやっているのですが、講義では分かりやすいように簡単な事例を話すようにしています。しかし、それだけでは心配なので講義が始まる時に「できるだけ事例を話しますが、皆さんの仕事そのものの事例を話すことはできないので、よく理解できなかった場合は質問をしてください。」と言うようにしています。受講生の中には積極的に質問をして疑問を解消し、目的を果たす人がいる一方で、なかなか質問をしない人が大勢います。「休憩時間や終了後でもよいから質問をするように。」と言うと、何人かの人は質問に来ます。おそらく質問するのが恥ずかしいとか、自分の質問で時間を取ってはいけないという気持ちからでしょう。しかし、全く質問しない人もかなりいます。本当にすべて理解できたのなら良いのですが、後でアンケートを見ると、「本当は○○について知りたかったけど、講師は話さなかった。」とか「自分の仕事の事例ではないので分かりにくかった。」と書く人がいるのです。しかも、かなり辛辣な表現をして評価も最悪です。質問をしてもらえば、いくらでも解説できたのに、質問をせず悪評だけするのです。明らかにコミュニケーションが不足している人たちです。積極的に質問して疑問を解消し学んでいく人、質問すらせずに不満だけ膨らませる人、10年もしたらとてつもなく差がつくでしょう。いや5年ですね。
なんでもかんでも与えてくれると思ったら大間違いです。コミュニケーションというのは、相手がしてくれるというものではなく、こちらから積極的にしなければならないものなのです。
posted by kobayashi-keiei at 18:42| 日記